神経痛やしびれと鍼灸治療その2
「痺証」(ひしょう)の中の分類わけのお話です。
「風痺」
「寒痺」
「湿痺」
「熱痺」という種類があります。
「風」は、まさに風が吹くかのイメージで、痛む場所が移動していくのが特徴。そして上半身に症状が出やすいんです。
「寒」は、寒い時に体が縮こまるように、痛みが固定して動かず、刺すように鋭いです。温めると楽になりますね。
「湿」は、梅雨時のような重だるい感覚で、長くだらだらと痛みやしびれが残ります。天候の悪い日に症状が悪化しやすいです。
「熱」は、打撲や捻挫のような急性の炎症で、赤くはれたり熱感を持ちます。冷やすと楽になりますね。
このように、神経痛やしびれという症状名だけをとらえると
一つだけですが、東洋医学的見地で観ていくといろいろ種類があって
対処法も様々。面白いな・・・・効果ありそうだな・・・・って思えてきませんか?
*この記事は個人の感想であり、効果を示すものではありません。
2012年07月04日