ストレスと腰痛と子宮筋腫と
年代、性別問わず悩まされる人が多い症状として
「腰痛」があります。
その一因で、労働者健康福祉機構の整形外科医である、
松平先生は、ストレスをあげていらっしゃいます。
松平先生はこれまでに、
働く世代を中心に腰痛に関連する研究を続けてきたそうです。
アンケート調査などをもとに分析した結果、
腰痛は心理社会的要因で引き起こされる場合も
あることがわかったというんですね。
例えば、強いストレスにさらされると、
心のバランスを保っている脳内物質のセロトニンや
ドーパミンが出なくなってしまうんですね、
その結果、「病気」ではないけれど、下痢をしたり
生理が乱れたり、ニキビが出来たりすることに。
一見、バラバラの症状のように思われがちですが、
それらはすべて、自律神経の影響なんですよね。
松平先生は、これと同じ仕組みで腰痛や肩こりが
起こることも考えられるとおっしゃっているんです。
そして、筋腫や内膜症もホルモンの問題が大きく関わるので
ストレスによって自律神経が乱れた結果ともいえるのですね。
実際、東洋医学(鍼灸)の世界でも
「肝鬱」(かんうつ)から腰痛や、筋腫、不妊、内膜症になることもあると
考えています。「肝鬱」は一般的な表現に変えると
ストレスなんです。
東洋医学では昔から言われてることですが
最近は西洋医学の見地でも
「ストレス」から様々な症状が出るということの
研究結果が続々と出ています。
もっといろんな研究が進んでくれて
みんなの健康に役立ってくれたらいいのになぁ・・・と
思います!!
*この記事は個人の感想であり、効果を示すものではありません。
2013年01月20日