スポーツ障害 東京都 17歳 男性
スポーツの強豪校でテニスに励んでいるが、
左膝と踵の痛みを感じ、整形外科でギブス固定となった。
一週間経っても改善されず、再度病院に行くと別の障害の可能性を示唆された。
当院には紹介を受けての来院。
所見では左膝蓋骨上に屈曲時の痛みがあり、膝の曲げ伸ばしができない。
また左踵骨内側アキレス腱付着部に圧痛がみられ、
階段の昇降時に激痛、靴が擦れても痛みがある状態だった。
初日 鍼治療は全く初めてでかなり緊張している様子。
症状を細かく伺い、成長痛の可能性も考え、体の状態を説明しながら治療。
局所への治療は最小限とし、体全体を診ていった。
完全には取りきれないが、意識して探せば痛みがあるという程度になった。
最後に院内の段差で昇降をしてもらったが、全く気にならないということだった。
遠く県外に住んでおり、週末を使っての訪れであったため、翌日の治療も勧めた。
翌日 少し戻りはあるものの、かなり改善されたと喜んでいた。
院の雰囲気にも慣れてきて、安心して受けられているため、患部にも鍼、灸を行った。
積極的に質問も投げかけてくれ、院長から日常生活における食事指導、ストレッチ指導も行なった。
その後、父親の話によると、鍼の効果にとても驚いていたようだ。
また、自分のパフォーマンスに伸び悩みを感じていたところで院長の話を聞き、
まだまだ自分の体に見直す点がある、できることがあると、成長の可能性を感じられ、
前向きになってさらに打ち込んでいるとのことだった。
*この記事は個人の感想であり、効果を示すものではありません。
2013年10月17日